てまりは本来子供のおもちゃであり、子供に贈られるものでした。「まるまると健やかに愛らしく、誰にも好かれる良い子になるように」との願いが込められています。
てまりは女の子のおもちゃなので、特に女の子に贈られることが多かったようです。
女の子は大きくなると嫁いでいきます。嫁げばその子の運命は嫁ぎ先に託され、親はどうすることもできません。この模様は、子供の生涯の幸福を祈る親心がこめられた全部手作りのものです。
変わり十二升
昔から日本には七五三といわれるように三・五・七は縁起の良い数字でした。さらに越後では、九は「たくさん(いっぱい)」を表すといい、十二は「とてもたくさん」を表すと言われてきました。また、升はお米を計る道具です。『十二升模様』はその子の家が将来、お米を計る升がいっぱい、つまりお米がいつもいっぱいあって食べ物に不自由しないように。財産がいっぱい、越後の方言で「しんしょう良くなるように」という願いが込められた模様です。
4つの升形の空間を埋める模様は菊の花模様です。
ねじり梅
春は心弾むうれしい季節です。特に私たち雪国に住む人にとっては、暮らしを閉ざす雪と灰色の空から開放され、若葉が芽吹き花も咲く、外仕事が始まる心はずむ季節です。春に咲く梅の花は、単に縁起の良い花というだけでなく待ち焦がれた喜びを感じさせてくれます。
この梅の花模様をてまりの全面に彩った柄が、「ねじり梅」です。赤い糸の帯で形どられた花柄は、満開の梅の花が重なり合って咲き誇った様子を表す、おめでたい(祝福)模様です。生涯にわたって縁起よく幸せでいてほしい、という願いが込められた模様です。
3つの花が重なるところに小さな三角形が空けてあります。縁起の良い数字の「三」とともに蕎麦や雑穀などの実の形を表していると言われています。食べ物に不自由しないように、というやさしい気持ちの現れかも知れません。
三ツ升
升はお米を計る道具。「三」は昔から縁起の良い数字。このてまりは升形を規則的に3個配し、六角形の花模様でつないだ縁起の良い模様です。
3つの升は、贈る子供の家に生涯にわたって、いつもお米がいっぱいあるように、お米がいっぱいあって食べ物に不自由しないように。「しんしょうが良いように」と言う願いが込められた模様です。
枡形と六角形の花をむすぶ帯の間には、菊の花と松葉の模様が彩られています。これも幸せを願うやさしい気持ちが込められています。
まだまだある、こんな模様!
栃尾てまりは「道の駅R290とちお」で販売しております。家庭が円満に子供が丸々と丈夫に育つように!との願いをこめて、結婚・出産等の各種のお祝いに又、インテリアとして“栃尾てまり”をお贈り下さい。また、栃尾てまりの会では、てまりの展示・作成体験・即売を随時開催しております。皆様お誘い合わせのうえお越し下さい。
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| ・道の駅R290とちお |
常時展示販売。毎月第2土曜日と翌日曜日11:00〜15:00に栃尾てまり製作実演・体験イベントを開催。 |
| ・栃尾てまりまつり |
毎年5月1日〜5日に開催。おばあちゃん達のビックイベント。 |